残りの誕生日を数える。

生まれてから死ぬまで、誕生日が訪れることは何回あるだろうか。

多くの場合、数十回にすぎない。いや、数十回もあると見るべきか。はたして、どのくらいの間隔なのだろうか。思いを巡らせてみれば、実際、全体としてはそんなものなのかと、少し驚いてしまう。

つまり、あっという間に終わるのだろう。だからこそ、どうか最後まで、自分にだけでも正直に生き抜きたい。