ちょっとずつ、ちょっとずつ

1日には当然、始まりがあり、終わりが来る。その中で、進みたい方向にまず目を向ける。そして顔を向ける。体を向ける。前足を浮かせる。一歩目を踏み出す。二歩目を踏み出す。

さて、日々を振り返り眺めてみると、確かに足跡は刻まれている。いつだって完璧な理想から比べれば、それは遅遅とした歩みに見えるだろう。しかし、昨日と比べれば?きっとそれだけが大切で、それだけで十分だ。

日々、依存と向き合うことで、確かに得られる成果がある。その他のことが進まない日があったとしても、これだけは1日分前に進むのだ。この小さな喜びが、全ての原動力になる。焦りは無意味だと悟り、ちょっとずつ、ちょっとずつ、日々の歩幅にだけ注目しよう。