まぎらわす

心地よさや楽しさを感じているときは、それがずっと続くかのように、きっと過ごしている。逆にそうじゃなくて、憂鬱な時なんてのは、なんで、なんでだろうと、この気分を早く退けようと、その扱いを変えている。

実のところ、感情の流れは、自律神経のようなものなんじゃないかと。普段、自分が制御するものじゃなく、自分を制御してくれてるのではと、そんなふうにも思ったりする。どうも、思ったことが実現する、という話をよく聞くし、まま体験することもあるから、たぶん色んな心の持ちようや考え方で、対象への認識は変わるのかもしれない。

考え方A→認識A。考え方B→認識B。でも、俯瞰するなら一緒。考え方が、僕らを支配しなければ、僕らが支配されなければ、それを俯瞰できる自由さに出会う。きっと、自由の不安さにあると、特定の思想の安定感は魅力的に映るのだろう。

さて、だから、どれにしようとか、なににしようとか、思い悩むことはない。全部、一緒だから。まあそれも、好みの問題なんだろうけど。