テクニック

全力で熱意の矛先を向けられる何かに、打ち込めていると、本当に時間を大切に過ごせる。でもそれは、無理矢理見つけるものじゃなくて、出会いのように、日々を大切に過ごす中で訪れるプレゼントみたいなものであるような気がする。つまり、時間を大切に過ごすということと、夢中になれるものがあるという、このふたつの方向性は、ふたつでひとつみたいなところがある。

やらないことと、やりたいことってのは、密接に関係している。どちらかが疎かになれば、もう一方もそうなっていく。本質は基本的に変わりはしないから、そこに近づこうとするならば、必ず近づくものだ。だから、小細工という意味でのテクニックなどは、その歩みを少しだけ助けるものでしかない。だから、むしろ使わない方が自力の強化のためには、いいのかもしれない。