何よりも大切なこと

何よりも大切なことは、何かひとつのことに集約されるというよりは、それを探さんとする、その姿勢の動機に根ざした部分にあるのかもしれない。もし、大切でないものがないとすれば、あるのは、より大切なもの。というくらいだろうか。

さて、それぞれに優先が存在したとしても、向上の意志は完璧を志向する。それが叶わぬものと知ることがあろうとも、より高みへ進むことには関係がない。いずれやるのであれば、順番などさして問題にはならないだろう。

むしろ知性というのは、困難を打ち破ろうと試行錯誤するうちに、その困難の難易度に応じて発達することが多い。

最後にひとつ、誰かの気付きに役立てば嬉しい。

守るべきときに徹底的に守る。攻めるべきときに徹底的に攻める。前者が欠けるなら全てを失うこともある。後者が欠けるなら戦う意味が薄い。